原里中学校に絵を渡しに行ってきました 後編
2008年 03月 14日
暖かい歌にのせて。
校長先生が隣ですすり泣くのを、私はしばらくの間ぎゅっと肩に力を入れて感じていました。
校長先生のお話となり、幕も閉じようとしています。
『学校は二通りに変わります。一つは悪い学校、もう一つは良い学校。
みなさんは「良い学校」を選びました。』
少し私が話を崩してしまっていますが..。
不思議です。学校全体が仲間の様に感じました。
良い方向に変えることは大変だったのだろう。
よく頑張ったね、と生徒の心の中にしみ込む様な、そんな暖かさ。
で、いきなりここまでいい話だったのに!!..オチがありました。
校長先生が全校生徒の前で私の絵を紹介してくださり、人ごとのように微笑んでいたら私にいきなり話がふられました。えぇぇぇー
最後の最後で、わたしぃー!?
という感じですが、自分でもびっくりしたことが起きました。
子供の前に立ったとき、初めて気付いたのだった。
(私はただ一つの依頼の絵を完成させたのではなく、この何百人に絵を贈ることをしたんだ)
突然、感激で胸がいっぱいになってしまった。まさに、感極まるという言葉。
私の愛情を込めた絵は、「学校」という言葉単体で表すことは簡単だけれど、学校に集う生徒、先生たちに囲まれて生きていくんだ。
本当は校長先生が生徒のためにせっせと企画を立てる一生懸命の姿(そして頑張る教務主任の先生)の話を生徒達に教えてあげようと思ってたのに、ひとり感極まる私。
(でも、ここで私が突然泣いたら!!みんな「えぇぇ!?!?」ですよ、笑)
で、出た言葉が
「私、みんなのために絵が作れて幸せです、この先どんな仕事をしても..きっと一番幸せです」
でした。あぁ、伝えたいことが〜何も言えなかったぁ〜。
原里中学のみなさま、本当にありがとう。
校長先生、この仕事を私にくださって私は幸せです。
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『3月9日』 ♪レミオロメン
新たな世界の入り口に立ち
気づいたことは1人じゃないってこと
瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
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3年生が歌いました。
by vividtone
| 2008-03-14 02:23