昔、紙切りをはじめるもっと前。
私がまだ美大に通っていた頃に、絵と文章のブログをやっていました。
面白いものから、エッセイまで、毎日綴っていました。綴って描くことが、その頃の私にとって生きて呼吸していることでした。
せきらら、と言えばせきららかもしれませんが、家族に対する想いや、恋愛について、自分自身について。
その頃は「紙切り」を仕事にするだなんてちっとも思っていなくて、読者でいてくれた人もそうとは思っていなかったに違いありません。
ただ、ひょんなことから紙切りを仕事にして、こうして生きています。
私がその絵と文章を書いていたころからの、読者がいて、今も芯の部分で支えてくれています。
読者というよりも、一緒に時間を共有した古くからの友人なのです。
メッセージありがとう。
安藤さん、よく覚えているよ。ありがとう。riverさんも。
あの頃のものは、少しだけ「てとて」に残しました。
もう一つの過去をさまようブログです。